私的血統論

馬産地・日高地方から競走馬の血統を考察するブログ
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アクティビューティ(交GⅢクイーン賞)

アクティビューティ

昨日開催された交流GⅢクイーン賞は、1番人気のアクティビューティが先行抜け出しという人気通りのパフォーマンスを見せて快勝。

34戦目にして、自身初となる重賞タイトルを手にした。

父のバゴについては、このブログで初めて扱う気がする。

バゴの産駒は、父に似て平均して馬格がある。

また、気性面はNashwan系らしく悍性の強いタイプが多く、産駒によってはそれが鋭い末脚という形で表れる馬もいるようだ。

バゴの父Nashwanについては、その競争成績からすると種牡馬成績のほうは少し期待外れの感は否めない。

それより、バゴの場合は牝系に目を向けるべきで、その母Moonlight's BoxはXファクターの観点からはダブルコピーに該当する血脈だ。

バゴはHighlightやNureyevなどHyperionクロスを持つ血脈を持っていたり、母方にはNatalmaとAlmahmoudによるハートライン上のクロスが存在する。

ただ、血統面で一番特徴的なのはRed God≓Haloによる相似な血のクロスだろう。

Red God=Halo

この2つの血脈はNasrullah≓Royal Charger≓Mahmoudというスピード系の近親血脈を持つ点で共通するほか、PharamondやBull Dog(Sir Gallahad)も形成する。

そのため、例えばバゴがサンデー系の繁殖牝馬と配合されると、産駒の持つHaloクロスに加えて、このRed God≓Haloの相似な血のクロスを強化することができる。

菊花賞馬ビッグウィーク(母父サンデーサイレンス)や、今年のGⅢ函館2歳Sを制したクリスマス(母父ステイゴールド)などは好例だろう。

では、アクティビューティの母ファンゴリオボッコはどうかというと、この牝馬はHaloやRed Godを持っていないため、バゴの持つRed God≓Haloは強化できなかった。

代わりに、アクティビューティの代では2つの特徴的な相似な血のクロスを形成している。

その一つがCoup de Folie≓ワッスルタッチである。

Coup de Folie=ワッスルタッチ

上記の血統の比較でもわかるだろう。

両者ともNatalmaとCosmahという、2頭のAlmahmoudの娘を有している。

特に重要なのは、アクティビューティの血統においてCosmah6×4はいずれのラインもハートライン上に存在し、Natalma6×4も1本ハートライン上に存在するという血統パターンにある。

このようなハートライン上のクロスを持つ馬は、しばしば競走馬として高い能力を有していることがあり、また繁殖牝馬になってからその影響を産駒に伝える馬もいる。

最近の活躍馬の例では、凱旋門賞馬Treveの母Treviseが自身のハートライン上にRiverman4×2を持つ。

アクティビューティに話しを戻せば、このCoup de Folie≓ワッスルタッチに関しては、Ribotのラインを持つ点も共通していることも指摘しておきたい。

そして、もう一つアクティビューティの血統で特徴的なのが、Thong≓ゼダーンによる組み合わせのクロスだ。

Thong=ゼダーン

いずれもNasrullah系×Gold Bridge系から成る血脈である。

有名なところでは、種牡馬ジャングルポケットがこの組み合わせクロスを持つ。

アクティビューティは、オーナーブリーディングホースであるようなので、いずれは生まれ故郷で繁殖牝馬になるものと想像する。

こういう繁殖牝馬を持つと、能力が高そうな上に様々な系統との配合が可能なので、生産牧場の人間としては本当に羨ましい。

Xファクター的にも優秀な産駒を輩出できそうな血統をしているので、競走馬としてはもちろん繁殖牝馬としても注目している。
[ 2013年12月05日 21:34 ] カテゴリ:競走馬 | TB(-) | CM(0)
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