私的血統論

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バンドワゴン(エリカ賞)

バンドワゴン

先週、阪神JFを勝ったレッドリヴェールは過去にこのブログで扱ったから、今回はナシ。

でも何となく2歳馬を調べたい気分ということで、今回はバンドワゴンを取り上げようと思う。

それにしても、エリカ賞でのバンドワゴンは強かった。

高い能力のためか自然とハナに立つ競馬になったが、ラスト3Fでは最速の上りを見せている。

サンデー系のような切れ味はないものの、絶対能力の高さは十分窺い知れた。

父ホワイトマズルは、派手な種牡馬成績ではないが、種牡馬ランキングも20~30位台をキープして、たまに大物を出してくる玄人好み的な印象のある種牡馬だ。

重賞勝ち馬だけを見ると、ホワイトマズルはサンデー系牝馬と相性が良いようだが、これはダンシングブレーヴがMahmoud5×5を持っていて、サンデーサイレンスもMahmoud4×5を持っている点に起因するのだろうか。

あるいは、やや切れ味に欠けるホワイトマズル産駒にとって、サンデーの系統がもたらす瞬発力や切れ味は能力の補完という意味では理想的な血脈だったのかもしれない。

ホワイトマズル産駒は、トニービンを持つ牝馬とも相性が良いが、これはホワイトマズルの母父Ela-Mana-Mouが持つ血脈がトニービンが持つそれと共通する部分があるからだと思う。

ただ、今回取り上げるバンドワゴンの血統は、上記2つのパターンには当てはまらない。

そこで、ホワイトマズル産駒の第3のパターンとして挙げられるのが、バンドワゴンも属するNearco/Prince Roseのニックを強化するパターンである。

父ホワイトマズルは、自身の血統内にSir Gaylord≓Autocraticという2本のNearco/Prince Roseから成る血脈を持つ。

Sir Gaylord=Autocratic

そこに、バンドワゴンの2代母キャリアコレクションが持つSeattle Slew/Rivermanを加えることで、バンドワゴンはNearco/Prince Roseのニックを強化する血統パターンを持つことになった。

バンドワゴンの母ピラミマの血統で一番特徴的なのは、Lucky Mel≓Star Fortuneによる相似な血のクロスだろう。

Lucky Mel=Star Fortune

このように、OlympiaとMahmoudを持つ点で共通するほか、Royal Charger≓Nasrullahもあり、非常に血統的親和性に富む関係にある。

人それぞれ意見があると思うが、私がUnbridled's Songを持つ馬を考察するときは、うまくLucky Melを生かしているか否かを一つのポイントして見る。

と言っても、Lucky MelはHyperion/NeacoのニックやMahmoudを持つことから、基本的に相手側がNorthern Dancerを持っていれば、ある程度Lucky Melの血脈は生きることになる。

その意味では、ピラミマがNorthern Dancer系のホワイトマズルと配合されたのは正解だったのだろう。

明らかに中長距離向きの血統であり、来年のクラシック路線では距離が延びれば伸びるほど、この馬にとって有利に働く気がする。

こういう馬を見ると、Unbridled's Songの繁殖牝馬が欲しいなぁと感じてしまう。

以前、今は亡きUndridled's Songを米国で見たときに「この馬は日本適性がありそうな馬体だな」と思ったあの感覚を、バンドワゴンを調べていたらつい思い出してしまった。
[ 2013年12月12日 21:14 ] カテゴリ:競走馬 | TB(-) | CM(0)
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